- レンタルサーバーを使う -
★データ転送量に制限があるのは当たり前 ←重要
レンタルサーバーには必ずデータ転送量の制限があります。ここでは実際の転送量の計算方法について考えてみます。
尚、レンタルサーバー業者の多くは月毎に転送量の制限値を設定しているので、それにならって月間の転送量を計算してみます。
テキスト中心のページを20KB、画像(写真)を紹介するページを200KBと仮定して計算していきます。(このへんの仮定は自分でファイルを作ってみると一番わかりやすいでしょう。)
まずテキスト中心の20KBのページに1日1,000アクセス、これが30日続くと以下のようになります。
20KB×1,000アクセス×30日=600,000KB(600MB)
これは1ページだけの転送量なので、もしサイト全体で考えるなら当然ページ数に比例して増えます。仮に10ページに1,000アクセスなら単純に10倍の転送量(6GB)になります。
次に画像(写真)を紹介する200KBのページに1日1,000アクセス、これが30日続くと以下のようになります。
200KB×1,000アクセス×30日=6,000,000KB(6,000MB = 6GB)
これは1ページだけの転送量です。仮に10ページに1,000アクセスなら単純に10倍の転送量(60GB)になります。
このように計算方法は極めて単純なものですが、自分がサイトを作ったときに実際にどれくらいの転送量があるのか?というのを事前に把握する事はできません。今回例を出した計算にしても分かりやすさを考慮したとは言え10ページに"均等"に1,000アクセスなんて現実にはないでしょう。
とは言え事前にできる事はおおよその予想を立ててレンタルサーバー選びの目安にする事ぐらいです。
面倒だから転送量が"無制限"のレンタルサーバーを探そうと思うかもしれませんがそれは絶対に無理です。
世界中の何処を探しても転送量が"無制限"に使えるレンタルサーバーなどありません!
サーバー会社が用意するネット接続回線(バックボーン)の容量は無限ではありません。そうである以上は転送量制限を設けるのは当然です。特に共用サーバーの場合1人のユーザーだけがアクセス数過多により、高負荷をかけ続けるような利用はサーバーの構成上できません。
よくレンタルサーバーのサイトで 「 転送量無制限 」 と表記している場合がありますが、これは非常に誤解を招く表現です。はっきり言うとこれは転送量課金がないという意味であって、転送量無制限という意味ではありません。
つまり無制限と表記している業者でも転送量の制限が確実にあるわけです。そして制限値を超過するような利用があると注意の後、それでも改善が見込めなければ契約解除を通告してきます。理不尽と思うかもしれませんが規約を読めば全く反論できない文言が必ず明記されている筈です。
このような理由から転送量に対する認識がいい加減なままレンタルサーバーを契約してしまうと、最悪の場合 他のレンタルサーバーに移転せざるを得なくなります。
以上を考慮すると、転送量については制限値を明記している業者の方が信頼できると言えるでしょう。
レンタルサーバーを選ぶ際には、
「どれくらいのファイルサイズのページに対して、どれくらいのアクセス数があれば、どれくらいの転送量になるのか?」
を事前にしっかり把握しておく事がなにより重要です。
サーバー名 | 月額 | 容量 | コメント |
---|---|---|---|
▼エクストリム | 228円 | 10G | 無料お試し期間14日!複数ドメインも50個まで利用できます。 |
▼ロリポップ | 250円 | 50G | ユーザー数国内最多!各種マニュアル完備で初心者ユーザー歓迎してます。 |
▼DomainKing | 324円 | 100G | 格安ながら複数ドメイン無制限、電話サポートもある穴場サーバー。 |
▼さくら | 417円 | 100G | 利用者急増中の格安サーバー。ライトプランは機能制限があるので注意! |
▼エックスサーバー | 1,050円 | 200G | 独自ドメイン無制限!MySQL30個以上!費用対効果を求める人にお勧め。 |