- 独自ドメイン取得 〜ムームードメイン編 -
独自ドメイン取得にムームードメインを選んだ理由は以下のとおり。
サービス開始は2004年1月15日とドメイン取得業者の中では後発組ですが、料金の安さとロリポップという国内で圧倒的に利用者数の多いレンタルサーバーを運営している強みを生かして、あっという間に数十万のドメイン登録実績をあげました。
料金の安さが一番の決め手になったのはもちろんですが、その他の条件もひととおりクリアしてるので特に問題ありません。
ムームードメインは、.com .net .info などのgTLDドメインの他に国別ドメインであるccTLDも何種類か取得可能です。但しccTLDドメインの場合、Whois代理公開ができない場合があるので注意しましょう。(※日本用の .jp は代理公開に対応しています!)
まずはトップページにあるドメイン検索画面で希望ドメイン名が空いているかどうかのチェックです。
今回「psyfs.com」という独自ドメインを取得する事に。動機はいい歳して地元が舞台の某アニメに嵌ったから。このドメイン名の由来はどうでもいいので適当に流します。
ドメイン名の傾向として短い方が人気があります。この為に .com や .net など古くからあるTLDでは3文字(これが最短)、4文字ドメインはほぼ登録済みです。5文字になるとそこそこ空いてます。と言ってもキーワードをアナグラム化してやっとな感じです。
またよく見かけるのがハイフン(-)を途中にいれたドメイン名。登録済ドメインを避ける為によく使われています。まぁ長短、ハイフン、どんなドメイン名でも各人ご自由に、ということです。
登録可能ならば「お申し込みフォーム」に移れるボタンが表示されます。お申し込みフォームに移って管理画面用のIDとパスワード、ならびに住所、名前、メールアドレスなどを入力します。
次の画面で、WHO IS公開情報やネームサーバなど設定します。
まずインターネットで公開されるWHO IS情報を変更(Whois代理公開)するかどうかを決めます。変更したいならWHO IS公開情報の欄を「弊社の情報を代理公開する」にします。これでドメイン登録者の個人情報は公開されなくなります。
尚、WHO IS情報の変更はムームードメインの管理画面内にある「WHO IS情報変更」からいつでも行えます。なのでWhois代理公開を止めて登録者個人の情報に戻したい場合はいつでも出来ます。
※変更してもレジストリ(ドメイン管理機関)のデータベースが更新されるまで数日かかる場合があります。
ネームサーバについては、初期設定のままムームーDNSで大丈夫です。
次のムームーメールについては、必要なければチェックせずに。もし必要になれば後で管理画面から契約できます。
※ムームーメールは、年間630円(税込)で独自ドメインのメールアドレスが作れるメールサービスです。
次に契約期間や料金の支払い方法を選びます。選べる契約期間は.com .netなどのgTLDでは1年〜10年、jp(1年のみ)などccTLDではドメイン毎に違います。料金の支払い方法は銀行振込み、コンビニ決済、クレジットカード決済、おさいぽ!(※)のいずれかを選択。
(※)おさいぽ!はムームードメインと同じ会社が運営する電子ポイント決済サービスです。(1ポイント1円)
最後に自動更新についてです。ドメインには契約期間があります。 なのでその期間が過ぎると契約更新が必要になるんです。更新を忘れると当該ドメインが使えなくなります。独自ドメインを保持し続けたいなら自動更新の設定をONにしておいた方が良いと思います。
尚、この設定はドメイン契約後に管理画面よりいつでもONOFFの変更が可能です。
※自動更新はクレジットカード、おさいぽ!での支払いのみ対応しています。
これが済むと晴れて独自ドメインの取得完了です。という訳で独自ドメイン、psyfs.com を取得する事ができました。
設定したIDとパスワードでムームードメインの管理画面にログインし登録情報など確認しておきましょう。
ドメイン操作 - WHOIS情報変更、を選べば実際にWhois情報で公開される情報が確認できます。
取得時の画面で「弊社の情報を代理公開する」を選んでいたらこの情報が公開されます。ムームードメインの運営会社である(株)GMOペパボの情報です。Whoisはドメイン登録情報でもあるので、厳密にはこの状態だと独自ドメインの登録者は(株)GMOペパボという事になります。
Whois代理公開とはこういう性質のものなので特に心配はいりません。自分の情報に戻したい場合は左メニューの「WHOIS情報変更」よりいつでも可能です。
取得した独自ドメインをサイトアドレスやメールアドレスに使いたいならレンタルサーバーの契約が必要です。レンタルサーバーを契約すると、サーバー業者指定のDNSサーバー情報を教えて貰えるので、その情報をムームードメインの管理画面『ネームサーバ設定変更』より設定します。
私が契約したのはエックスサーバー(Xserver)です。このサーバー業者指定のDNSサーバーは5つありますが、通常は2つ程度のところが多いと思います。
この情報はレジストリ(ドメイン管理機関)が管理する上位DNSサーバーへ登録され、結果的に当該ドメインがサイトアドレス、メールアドレスとして機能するようになります。⇒ http://psyfs.com/
独自ドメインの設定はこれで終わりです。後は自分が契約した各レンタルサーバー業者のサイト説明などを御覧ください。
取得した独自ドメインをすぐに使わないなら、何もせずにそのままムームードメインに預かってもらって大丈夫です。(※標準ではドメイン登録情報のDNSサーバー情報はムームードメインのものが設定されています。)
《寸評》
ムームードメインは独自ドメイン取得については大手と言える存在です。サイトの説明も丁寧で、また管理画面は痒いところに手が届くというか、分かりやすくて初心者でも安心です。同じ会社が運営するレンタルサーバー「ロリポップ」や「heteml」、ブログサービス「JUGEM PLUS」などでの独自ドメイン運用が楽にできるように、管理画面では1クリックでDNS設定ができるようになっています。初心者にはありがたいサービスと言えるでしょう。
最後に日本語ドメインの取得に対応している点についてですが、大前提として日本語ドメインを取得しても利用するサーバー側で対応していないと使えません。個人的には日本語ドメインは、従来からあるローマ字ドメインの補完ドメインだと認識していますが、どうしても使いたい場合はレンタルサーバー契約前にサポートに確認するのを忘れないようにしておきましょう。
尚、日本語ドメインはサイトアドレスとしてのみ利用可能で、メールアドレスには利用できません!
ちなみに上記の 「ロリポップ」、「heteml」、「JUGEM PLUS」は日本語ドメインに対応しています。
追記:
2012年7月より『ドメイン買取サービス』が始まりました。ホームページの休止や新しいドメインへの変更に伴い不要になった独自ドメインを対象に買い取ってくれます。独自ドメインを売りたい方は、ムームードメインの管理画面にある「ドメイン査定」より依頼できます。約10日程度で買取価格が算出され、100円〜最高10万円!で買い取ってくれます。
おっ!と思ったかもしれませんが、査定額が付かない場合もあります。要は需要のあるドメイン名なのかどうかって事ですね。
追記:
ムームードメインでは2013年8月よりドメインの取得手続きが従来より簡略化されました。1回メール貰って再度取得手続きという手順がなくなり、一度の手続きで取得完了できるようになりました。
※支払いがクレジットカード、おさいぽ!の時のみまた、従来はおさいぽ!だけだった自動更新がクレジットカードにも対応しました。独自ドメインは取得後の更新作業を忘れない事が重要なので、これは助かります。
(2014年1/3記)⇒ ムームードメイン