独自ドメイン取ってレンタルサーバーを使おう

- 独自ドメイン初心者 -

まず以下の青い文字の部分がドメインです。

サイトアドレス　⇒　http://www.abcde.com

メールアドレス　⇒　アカウント名 @ abcde.com

"abcde" の部分を自分の好きな名前に変えたものを一般的に独自ドメインと呼びます。

ただ、ドメインはインターネット上でウェブサイトの住所やメールの宛先に使われるので、世界中に同じものが二つとなく、どんなドメインも全て固有のものになります。なので特に独自ドメインと表記・呼称するまでもなく、全てのドメインが"独自"のものです。

尚、サイトアドレス（URL）とメールアドレスに使う ドメインは共通のものを使えるので、別々に用意する必要はありません。つまりドメインをひとつ取得すれば、サイトアドレスにもメールアドレスにも共用できるという訳です。

※メールアドレスのアカウント名はメールサーバー内に作られるメールボックスの事です。独自ドメイン取得後にレンタルサーバーを契約すると自分の好きな名前を付けられます。

	※ URLのうち一番先頭の 「www」 の部分はホスト名、つまりホームぺージを置いてあるコンピュータ（サーバー）の名前のことで、この部分はドメインには含まれません。もう少し具体的に言うと、ウェブサーバーソフトの外部公開用ディレクトリの事（ディレクトリの名前）です。 特定ドメインにアクセスする場合、http://www.abcde.com の例で言うと、abcde.com というドメインの公開ディレクトリ www に http という通信手段でアクセスする！という意味になります。 ウェブサーバーの設定によっては www を抜かした状態でもアクセスできる場合があります。 以下のようなURLです。 ⇒ http://abcde.com 最近のレンタルサーバーでは、多くの場合 www なしでも表示されるようになっています。気になる場合はレンタルサーバー契約前にサポートへ確認する事をお薦めします。

ドメインはインターネット空間でウェブサイトのアドレスやメールアドレスとして機能します。両アドレスの辿り着く先は、ウェブサーバーとメールサーバーです。

しかし、インターネットに繋がっているウェブサーバーやメールサーバーの識別は全て数字の羅列であるIPアドレスで行われます。この為に、ドメインを機能させるには、ドメイン名 ⇒ IPアドレスの変換作業が必須となります。

※IPアドレス値は架空

変換作業にあたるコンピュータをDNSサーバーと呼びます。DNSサーバーは全てのウェブサーバー＆メールサーバーに付随して存在します。

ウェブサーバーやメールサーバーをレンタルできるレンタルサーバーにもDNSサーバーがあります。例えばレンタルサーバーで独自ドメインを利用する場合、以下の作業が必要になります。

取得した独自ドメインに対して、レンタルサーバー業者が使っているDNSサーバーを指定する！

設定作業は自分が独自ドメインを取得したサービス業者の管理画面上で行います。

たったこれだけで独自ドメインが機能します。以降、独自ドメインのサイトアドレス（URL）、メールアドレスともレンタルサーバーのウェブサーバー＆メールサーバーを参照するようになります。

今後もしレンタルサーバーを変えた時は、新しいレンタルサーバー業者のDNSサーバーに設定変更するだけです。

以上のことから、独自ドメインを使っている限り、今後サイトアドレス、メールアドレスとも変わりません。

独自ドメインの使い道は以下のふたつです。

しかし、独自ドメインを取得しただけでは何も機能しません！

サイトデータやメールデータの置き場所（サーバー）がないからです。サイトアドレスとメールアドレスに独自ドメインを利用する為には、レンタルサーバーなどのサーバースペースを提供しているサービスの利用が必須となります。

以上の事から、

1.独自ドメインを取得！
2.レンタルサーバーを借りる！

という順番になります。まず独自ドメインを取得するところから始める必要があります。

その独自ドメインは幾つもの種類に分かれています。