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富士スピードウェイ全面改修でF1開催を狙うトヨタ!

富士スピードウェイが1976、77年以来のF1開催を目指して生まれ変わった。03年9月からの全面改修で新コースが完成。4月10日にオープンする。5月3、4日にオープンレースの「富士GT500キロ」が行われる。

00年から資本参加したトヨタ自慢のコースが完成した。1月12日にはF1を統括するFIAの視察を受け、GP開催できるグレード1の条件を備えていると認められた。地元では富士山に桜が映える春のGP開催は、海外に誇れるニッポンGPになると期待する声も出ている。

富士スピードウェイがトヨタの本拠地として再スタートをきりました。今回の改修は、バーレーンや上海のサーキットを手掛けたヘルマン・ティルケ氏率いるTilke社が担当。FIA が定めるサーキット評価基準で最上級に位置する“グレード1”に認定されたことにより、F1開催が可能となっています。

すぐにでもF1開催できそうなぐらい立派に生まれ変わった富士スピードウェイですが、'06までは鈴鹿が国内でのF1独占開催権を持っています。なので早くても'07年からという事になりますが、そうなると鈴鹿と富士の年2回のF1となります。今年ですら全19戦で飽和状態のスケジュールにこれ以上詰め込む余裕があるとは思えませんが、トヨタの世界市場での発言力、存在感を考慮すると意外とあっさり決まってしまうかもしれません。

富士スピードウェイでのF1となると'76 '77以来です。ジェームズ・ハントやニキ・ラウダ、マリオ・アンドレッティといった猛者達に混じって"日本一早い男"の星野一義も2年連続で出走したんですよね。この辺の名前を聞くと、当時やってたアニメ、「グランプリの鷹」や「マシン・ハヤブサ」を思い出して涙に咽(むせ)びます。

トヨタが本気で'07年からのF1開催を目指すならば、表彰台の常連になるのは勿論、優勝できるくらいの実力がなければ格好つかないでしょう。ラルフ・シューマッハーとヤルノ・トゥルーリの強力ラインナップを来年も繋ぎとめておけるのか疑問なんですよね。はっきり言って今年もトヨタは表彰台は無理でしょうから、今年は真剣に来年のブレークに備えて早い段階から来年用のマシンの開発に取り掛かった方が得策じゃないでしょうか。

投稿者 Locutus : 2005年02月28日 20:17 EDIT   カテゴリ⇒ 管理人Picard私的日記

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